「トミは偉大だ」 アーセナル冨安、窮地救う“決死タックル”場面に海外喝采「過小評価されてる」
マンU戦での堅実プレーで高評価、終盤のワンプレーに賛辞
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、プレミアリーグ第4節のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)で途中出場を果たし、堅実なプレーで高評価を集めた。とりわけ、後半アディショナルタイムのワンプレーが注目を浴び、海外ファンからは「素晴らしいパフォーマンス」「過小評価されている」などの賛辞が上がっている。
第2節のクリスタル・パレス戦で2度の警告を受け退場処分を受けた冨安は、出場停止明けとなったユナイテッド戦でベンチ入り。1-1の同点で迎えた後半31分、DFオレクサンドル・ジンチェンコと代わって左サイドバックを任されると、手堅い守りで反撃を許さず、終盤に2点を奪い逆転勝利したチームを守備面で支えた。
この試合でのパフォーマンスに対して現地メディアから高評価が下されていたなか、後半アディショナルタイム(AT)4分のワンプレーが海外ファンの間で話題に。アーセナルが敵陣へ攻め込んだ場面でMFリース・ネルソンが左サイドから中央送ったクロスをFWブカヨ・サカが受けるも後逸してしまう。
こぼれ球は後方へと流れ相手に渡りかけた瞬間、冨安が決死のスライディングタックルを敢行すると、ボールは宙へ浮き再びアーセナルボールへ。仮にこのボールが相手に渡っていれば、2対4の数的不利な状況からカウンターを食らっていた可能性が高かっただけに、冨安の好判断が光ったプレーと言えた。
交代出場からの貴重な働きぶりにSNS上では海外ファンから「トミは偉大だ」「本物のトミが帰ってきた」「彼は本当に過小評価されている」「素晴らしいプレー。非常に役立つ」「最高のパフォーマンスだった」といった賛辞が続々。ユナイテッド撃破に導く好プレーに喝采が送られていた。
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