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指揮官交代では“不十分”? ドイツの惨状に現地注目「勝利は急務」…バイエルン会長が問題点を指摘「組織の問題だ」
バイエルンのハイナー会長が持論を展開
ドイツ代表は9月の国際親善試合で、日本代表とフランス代表との2試合を控えている。現地メディアはここまで不振が続く母国代表について「代表監督を変えるだけでは不十分だ」と根本的解決に必要な要素を提唱している。
昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ初戦で日本に1-2と逆転負け。その後1勝1分1敗でC組3位となり、まさかのW杯グループリーグ敗退が決定した。
今年に入ってからの代表戦も5戦で1勝1分3敗と負け越しており、泥沼から抜け出せていない。代表を率いるハンジ・フリック監督にも解任論がささやかれたなか、ドイツ放送局「SPORT1」では母国の不振が単純な問題ではないことを指摘している。
記事では9月の「ドイツにとって、日本戦、フランス戦での勝利は急務である」と警鐘。ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの会長であるヘルベルト・ハイナー会長は「なぜ、こんなに代表の調子が悪いのか?チームだけの問題ではなく、組織の問題なんだ」と全体的なドイツサッカーの見直しを提唱しているという。
同紙は「ドイツサッカーは、本来あるべき状態よりもはるかに悪い状態にある」と現状に触れつつ「代表監督を変えるだけでは不十分で、根本的に何かを変えなければならない」といったハイナー氏の主張を取り上げた。
カタールW杯以降苦戦を強いられているドイツ。昨年敗戦した日本、そしてW杯準優勝国のフランス相手のパフォーマンス次第で、現地の評価はまた変化していきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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