プレミアで生まれた“明暗シーン” 不運なオウンゴール&超反応セーブに英注目「最後に笑った」
明暗のわかれた2つの瞬間に注目
イングランド1部エバートンは現地時間9月2日、プレミアリーグ第4節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、2-2で引き分けた。この試合でGKジョーダン・ピックフォードの2つの明暗シーンに注目が集まっている。
試合は前半14分、右サイドのコーナーキック(CK)からMFアブドゥライエ・ドゥクレがゴールを決めてエバートンが先制に成功するも、同33分に右サイドのクロスから最後はFWキャメロン・アーチャーが同点ゴールを決めた。
1-1のまま終了かと思われた前半アディショナルタイム、ペナルティーエリア手前でボールを受けたアーチャーが右足でシュート。これが右ポストに当たると、セービングを試みたピックフォードの背中に当たり不運な形でオウンゴールとなった。
その後、後半10分にエバートンFWアルノー・ダンジュマが同点ゴールを決めて2-2の同点に。そして迎えた同アディショナルタイム、右サイドのCKにオリヴァー・マクバーニーが強烈なヘディングシュートで合わせるも、ピックフォードが好反応。クロスバーに当たり弾かれたボールにマクバーニーが再び反応するも、ピックフォードがまたも立ちはだかった。
試合はそのまま2-2で終了し、勝ち点1を分け合う結果になったなか、英紙「ガーディアン」では失点シーンを「不運なオウンゴール」と伝え、終了間際の好セーブについては「土壇場での勇姿」と、明暗のわかれた2シーンに注目した
英紙「ザ・サン」でもピックフォードの明暗シーンに注目し、「信じられないほど不運なオウンゴールでシェフィールドに先制点を与えてしまった。しかし、トフィーズのストッパーは終盤の見事なセーブで最後に笑った」と伝えた。
不運なオウンゴールを喫したものの、試合終盤の好セーブでチームを救ったピックフォード。今季も頼れる守護神がチームを最後尾から支えている。