アーセナルのロッカールームは日本代表と何が違う? 冨安健洋が見解「準備はそれぞれのやり方で…」

冨安健洋が語るアーセナルと日本代表の違いとは?【写真:Getty Images】
冨安健洋が語るアーセナルと日本代表の違いとは?【写真:Getty Images】

クラブ公式サイトのインタビューに応じる

 日本代表DF冨安健洋は、イングランド1部アーセナルに所属し3シーズン目を迎えている。そんな冨安がクラブ公式サイトのインタビューに応じて、アーセナルと日本代表の違いについてなどを語っている。

 2021-22シーズンにイタリア1部ボローニャからアーセナルに加入した冨安。負傷にも苦しめられる時期もありながら、ここまで公式戦56試合に出場し、3アシストを記録した。今シーズンはすでに3試合に出場し、チームの戦力となっている。

 仲の良いチームメートは誰かという問いに冨安は、「ウィリアム・サリバかな。でも、僕はそんなに話をしません。それは、環境の問題ではなくて、僕がそういう人だからです。実際、日本代表の時よりは、アーセナルにいる時の方が話をしているかもしれません。ここでも、日本代表でも、僕は騒ぐタイプではありませんし、どちらのチームでも居心地の良さを感じています」と、説明している。

 コーチングスタッフで良い関係を築けている人物には、「1人を選ぶなら、カルロス・クエスタさんです」と言い、その理由について「彼はDFとたくさん話してくれるので、練習場でも彼と過ごす時間が多いです。でも、ほかのコーチングスタッフやメディカルスタッフも、とても良くしてくれています」と、あらためてチームの関係性の良さを口にしている。

 そして、アーセナルと日本代表の違いについては、「たくさんの違いがあります。説明するのは難しいのですが、全然違います。どちらが良くて、どちらが悪いという話ではないのですが、例えばアーセナルのロッカーと日本代表のロッカーでは全く違います」と、具体例を挙げて自身の見解を示した。

「試合前、日本代表のロッカーは静かで、音楽もかかっていません。ヘッドフォンで音楽を聴いている選手もなかにはいますが、スピーカーでは音楽をかけていません。より個人で試合に向けて集中している感じです。自分自身と向き合って、何をするべきかを考えることが、チームの助けになります。全員がチームのために戦いますが、準備はそれぞれのやり方で、それぞれにしています。それがプレミアリーグと日本の大きな違いだと思います」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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