モウリーニョ監督、戦犯投入の理由を聞かれ激怒! 「君よりフットボールについて知っているんだぞ」

“最終ライン前で貢献”という思惑が外れる

「エバートンはかつてのように、もはやパスをつないでくるチームではない。ダイレクトにプレーしてくる。全てがダイレクトだ。GKもダイレクト。アシュリー・ウィリアムスもダイレクト、フネス・モリもダイレクト。全てがダイレクトなんだ。チームが劣勢なら、強度の高いダイレクトプレーをしてくる。ベンチに身長2メートルの男がいれば、最終ラインの前でチームに貢献できるはずだ」

 そして、そのロングボールをはじき返すはずの巨人がエリア内でファウルという失態を犯してしまった。モウリーニョ監督の思惑はあっさりと崩壊した。

 PKの場面については「私は見ていない」と早口でまくし立てた。古巣チェルシーでモウリーニョ監督は2部降格危機に立たされた挙句、解任の憂き目を見た。チェルシーのアントニオ・コンテ新監督はさほど補強もしないまま、リーグ首位に導く手腕を見せている。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得すらも今のユナイテッドでは厳しい情勢。危機的状況に追い込まれるモウリーニョ監督のイライラは、頂点に達しようとしている。

モウリーニョが1月にマンUを大改革? 地元紙が「退団の可能性がある10人」を選出

サッカー界ナンバーワンはユナイテッド! 全スポーツクラブ「平均年俸トップ10」を公開

 

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング