リバプール、遠藤航ら中盤の補強は「トップレベル」 移籍のスペシャリスト・ロマーノ記者が評価
遠藤、フラーフェンベルフ、マック・アリスター、ソボスライを253億円で獲得
イングランド1部リバプールは今夏の移籍市場最終日となる9月1日、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンから3400万ポンド(約62億6000万円)でオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを獲得した。日本代表MF遠藤航を含めた今夏の補強に関して、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者が高評価を下している。
リバプールは今夏、ブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを獲得。そのほか、ドイツ1部RBライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、シュツットガルトから遠藤を迎え入れ、移籍市場の最終日には21歳のフラーフェンベルフの加入も決まった。
ロマーノ記者は英メディア「Caughtoffside」に寄稿したコラムの中で、リバプールの今夏のイン/アウトについて総括している。
「なぜリバプールはフラーフェンベルフとの契約がここまで遅れたのか? 6月、7月、8月初旬の段階ではバイエルンが彼を放出したくなかったからだ。この状況が変わったのは1週間前のことで、リバプールはついに獲得に成功した」
また、ロマーノ記者は、リバプールにとって難しい状況のなかで、上手く補強したと評価した。
「ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョがサウジアラビアへ移籍し、ジェームズ・ミルナー、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド・チェンバレンがフリートランスファーで退団と、クラブにとって簡単な状況ではなかったが、再建は見事だったと思う。遠藤、フラーフェンベルフ、マック・アリスター、ソボスライを総額1億6000万ユーロ(約253億円)で獲得したパッケージは、トップレベルだ」
ソボスライは9月3日のプレミアリーグ第4節アストン・ビラ戦で移籍後初ゴール。遠藤の今後の活躍にも期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)