16年Jリーグ全56チーム「1試合平均観客数ランキング」 J3最高位は大分、J2の札幌や松本がJ1勢に対抗
FC東京U-23の数字は“久保効果”か J3初参戦から順調に増え続けている長野も注目
3日のJリーグチャンピオンシップ(CS)決勝は鹿島が浦和に競り勝ち、4日のJ2・J3入れ替え戦は金沢の残留、J1昇格プレーオフ決勝はC大阪が制する形で幕を閉じた。天皇杯は残っているものの、これでリーグ全日程が終わったが、J1からJ3まで全56チーム(J3のU-23チームを含むため、すべてチームと表記)の今季ホーム戦「1試合平均観客数」をランキング化。それぞれの動員力をチェックする。
まず30位~56位までを見ていく。最下位はJ3最下位と苦しんだYS横浜で、1000人を切る手前だった。3つのU-23チーム(FC東京、G大阪、C大阪)は比較的健闘しており、なかでもJ最年少デビューを飾った“久保健英”効果なのか、FC東京U-23が複数のJ3チームよりも多くの観客を集めた。
一方、J2勢で最下位となったのが、成績不振でJ3降格の憂き目にあった北九州だ。今季は3224人で、J3の富山や鹿児島、J2ワースト2位の讃岐よりも約400人少ない数字。最終的にJ2最下位に落ちた不調もあり、客足が遠のいてしまったようだ。
J3で注目は5000人台に乗せた長野か。J3初参戦の14年が3595人、15年が4733人、そして今季が5018人と順調に増えている。15年から改修された南長野運動公園総合球技場を使用している効果が表れており、同県のライバルであるJ2の松本と同様、徐々にサッカー熱が広がっていると言えるだろう。
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