三笘薫、アシストでニューカッスル戦3-1の勝利に貢献! 18歳FWがハット達成…ブライトンは今季3勝目
三笘は4戦連続のスタメン出場
イングランド1部ブライトンは現地時間9月2日、プレミアリーグ第4節でニューカッスルと対戦し3-1で勝利した。日本代表MF三笘薫は4戦連続のスタメンで出場し、18歳FWの3点目をアシストするなど攻守で存在感を示している。
ブライトンの開幕2節で連勝を飾ったものの、第3節ウェストハム戦(1-3)で今季初黒星。1ゴール2アシストを記録している三笘も、前節は厳しいマークに苦しんだ。ブライトンは2試合連続のホーム戦。ウェストハム戦で敗戦しているだけに、連敗は許されない。
前半の入りはニューカッスルペース。ブライトンは後ろでのつなぎの部分で狙われると、何度かシュートまで持ち込まれる。それでも前線で三笘や右サイドのMFソリー・マーチを起点してブライトンも反撃。マーチが積極的にシュートを狙う場面もあった。
三笘と対峙するのはイングランド代表DFキーラン・トリッピアー。プレミアでも屈指の実力の持ち主だ。前半9分には自陣でボールを拾い複数相手をかわし前線に運ぶシーンもあったが、大きなチャンスにはつながらない。
前半16分にはカウンターのチャンスで左サイドの三笘へ。ペナルティーエリア手前でカットインしシュートに持ち込むも、相手守備陣にブロックされてしまった。
それでも前半27分、三笘が相手GKへのプレスをかけたところからDFペルビス・エストゥピニャンがボールを回収。ドリブルで1人をかわしてから三笘にボールが渡ると、狙いすましたシュートはGKがセーブ。しかしクリアボールをMFビリー・ギルモアが遠目から強烈なミドルシュートを放ち、そのこぼれ球をFWエバン・ファーガソンが押し込んでブライトンが先制に成功した。
後半には徐々にポゼッションを高め、スピード感ある攻撃を展開。時間も進むとゲームもオープンな展開に。目まぐるしく攻守が変わるなか、18歳ファーガソンが再びネットを揺らす。後半20分、縦パスを前線フリーで受けたファーガソンが反転。ドリブルで運び出し、ペナルティーエリア外から右足で巻いた絶妙なミドルシュートを決めて見せた。
さらにファーガソンは止まらず。後半25分に中央でボールを受けた三笘がターンからドリブル開始。後ろからプレッシャーを受けながらも倒れずに右のファーガソンにつなぐと、18歳が放ったシュートは相手DFのブロックに当たってコースが変わりゴールイン。ファーガソンはハットトリックを達成し、三笘は今季3つ目のアシストを記録した。
ファーガソンの活躍で3-0としたブライトン。三笘も終始積極的なシュートやパスでチャンスを演出したなか、終盤に失点を許したものの3-1で今季3勝目をホームで飾っている。