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リバプールのクロップ監督、主力不在も持論を展開 「ドルトでタイトル獲得時、シンジは負傷していた」
「欠場を言い訳にしないことが大切だ」
中心選手が不在となれば別の戦い方を見つけ出す。クロップ監督はドルトムントでそうした手腕を発揮し、タイトルを獲得してきた。
「怪我した選手を使わず、欠場を言い訳にしないことが大切だ。それでもチームを機能させなければいけない。ドルトムントでタイトルを獲得した時、香川真司やマリオ・ゲッツェは半年間負傷していた。それでも続ける方法を見つけなければいけないんだ。試合に勝つためには異なる方法もある。使える別のラインナップもあるんだ」と持論を展開した。
2010-11シーズンの前半戦で香川が爆発するも、日本代表として参戦した1月のアジアカップで右足小指を骨折して後半戦を棒に振った。翌シーズンはゲッツェが後半戦の大半を欠場しながらも、ドルトムントはリーグ連覇を達成。代役の選手たちを上手くチームに組み込む手腕が冴え渡った。
就任2年目を迎えたリバプールでも、そのカリスマ性とマネジメント力を生かし、1990年以来、実に27年ぶりとなるリーグ優勝をもたらすことができるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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