マンCエースのハーランドをグティ氏は評価

　スペイン1部レアル・マドリードはサウジアラビアに渡った元フランス代表FWカリム・ベンゼマに代わるストライカーとして、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得が噂されていたなか、クラブOBの元スペイン代表MFグティ氏は別のターゲットが「理想的な選択肢」だと考えているようだ。

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　ムバッペは今夏も移籍の噂が過熱。PSGから来夏に満了を迎える契約の延長を迫られたが、それを頑なに拒んできた。ムバッペは2024年6月までの現行契約を全うし、フリーでレアルに加入することを望んでいるという。

　PSGは契約延長に応じなければ今夏中に売却するとし、プレシーズンには日本ツアーのメンバーからムバッペを除外するなど契約問題の早期決着に務めた。結局ムバッペの契約延長は実現していないが、開幕戦後にムバッペはトップチームに復帰し、試合にも出場している。

　レアルOBであるグティ氏は、スペインのテレビ番組「エル・チリンギート」で古巣のストライカー補強について言及。フリーで獲得できるムバッペが現実的なターゲットだとしたうえで、理想は違うと別のスーパースターの名前を挙げた。

「経済的な面で言えば、キリアン・ムバッペを獲得すべきだ。だが、サッカーの面で言えば、レアル・マドリードにとって理想的な選択肢はハーランドだ」

　ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは昨季の欧州王者であり、イングランド国内でも二冠を達成したマンチェスター・シティの絶対的エース。グティ氏はハーランドこそムバッペ以上にレアルにふわさしい点取り屋だと考えているようだ。