広州恒大のオファーに槙野は移籍も含めて熟考中 「年齢的なこともあるし、何を第一に選択するか」
CS決勝の激闘から一夜明けた4日、獲得オファーの件について本人が口を開く
浦和レッズの日本代表DF槙野智章が、中国の広州恒大から獲得オファーを受けている件について口を開いた。浦和はすでに天皇杯敗退が決まっており、チャンピオンシップ(CS)決勝の激闘から一夜明けた4日は今季のシーズン最終日。各選手はミーティング後にクラブハウスの整理などを行ったが、その後に槙野は取材に応じた。
「最近、ヨーロッパのクラブから名前のある選手が中国に行っている傾向はある。お金と思われても仕方ないかもしれないけど、それだけの力が中国全体で上がってきている。それはACL(アジア・チャンピオンズリーグ)を見てもそう。いざ、自分がそういうところに名前が挙がるということを考えても、真摯に向き合わなくてはいけない。このクラブで成長してきたものもあるし、ゆっくり話を進めていかなくてはいけない」
近年は“爆買い”という言葉も飛び交うほど、欧州トップレベルのクラブから中国クラブへの移籍が続いている。話に上がった広州恒大も、今季の開幕に向けてアトレチコ・マドリードからコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを5500万ユーロ(約62億円)で獲得したとされた。
これは、浦和の年間収入とほぼ同額となる。それだけの資金力を持つクラブであり、ブラジル代表を率いてワールドカップも勝ち取ったルイス・フェリペ・スコラーリ監督から直々の指名だともされている。
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