リーグ3連勝逃した浦和、スコルジャ監督が口にした攻撃面の課題 「相手のペナルティーエリアで…」
「ピッチの状態もあり非常に難しい試合になった」とゲームを振り返る
浦和レッズは9月2日、J1リーグ第26節でアルビレックス新潟と対戦して1-1の引き分けに終わった。マチェイ・スコルジャ監督は試合を受け、「本日の問題は相手のペナルティーエリアで多くのチャンスを作れなかったこと」と攻撃面の課題が継続していることを口にした。
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浦和はギニア代表FWホセ・カンテの3試合連続ゴールもあり、リーグ戦を2試合連続の1-0で連勝していた。この日は前半38分にDFアレクサンダー・ショルツがPKを決めて1点を先制。スコルジャ監督も「先に点を取って後半にゲームコントロールをしようとした」と話したように、リーグ最少失点のチームは勝ちパターンに持ち込んだかに思えた。
しかし、前半にMF大久保智明を負傷交代で下げていたチームは、後半に運動量の厳しかったMF小泉佳穂が足を攣って守備面で不安のあるMFアレックス・シャルクを投入せざるを得ない展開に。そして後半36分、シャルクのサイドから侵入されて最終的にはFW小見洋太に押し込まれて同点ゴールを許し、勝利を逃した。
指揮官は「ピッチの状態もあり非常に難しい試合になった」として、「最後のところで集中力が切れて失点してしまった」と苦い表情。しかし、それ以上に「新潟は攻撃が得意であり、どのチームと対戦しても毎試合チャンスを作る。我々の本日の問題は相手のペナルティーエリアで多くのチャンスを作れなかったこと」と、PK獲得シーンもコーナーキックからだったように流れのなかではゴールを予感させるような攻撃がほとんどなかったことに勝利を逃した要因を求めた。
上位を追いかけるうえで、15位の相手から勝ち切れずに逃した試合は大きなものに。スコルジャ監督は「本日の勝ち点は1だったが、まだ8試合残っているのでこれからもしっかり戦い続けたい」と、望みを失わずに話した。