電撃引退の岩渕へ「家族として本当に誇らしかった」 実兄が感謝…川澄奈穂美もメッセージ「これからのぶっちーも楽しみ」

現役引退を発表した岩渕真奈【写真:Getty Images】
現役引退を発表した岩渕真奈【写真:Getty Images】

自身の公式SNSで発表

 女子ワールドカップ(W杯)に3度出場しているFW岩渕真奈は、9月1日に自身の公式SNSでサッカー選手としての現役引退を発表した。この報告に元なでしこ戦士らも反応し、大きな反響を呼んでいる。

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 岩渕は、2007年に日テレ・東京ヴェルディベレーザでトップチームデビュー。ドイツのホッフェンハイム、バイエルン・ミュンヘンと海外クラブを経験したのち、INAC神戸レオネッサでも活躍した。

 その後20年末から再び海外へ。イングランドへ渡り、アストン・ビラ、アーセナルとチームを渡り歩く。今年1月にトッテナムへ期限付き移籍したが、シーズン終了後の現地時間6月14日には契約満了に伴い、今夏アーセナルから退団となっていた。

 なでしこジャパン(日本女子代表)としては2011年、15年、19年の女子ワールドカップ(W杯)に出場。東京五輪以降は背番号10を背負いエース格としてチームを牽引したが、今年行われたオーストラリア&ニュージーランド共催の大会はメンバーから落選していた。

 今年30歳を迎えた岩渕は今月1日、自身の公式SNSで「いつも応援してくれている皆様へ」と綴り「プロサッカー選手を引退することに決めました」と、スパイクを脱ぐ決意を伝えている。

 この電撃発表には、岩渕に関わったさまざまな面子が反応。なでしこジャパンでも共闘したMF川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース)は「ぶっちーの輝かしいプロサッカー人生に心からおめでとう これからのぶっちーも楽しみ」とコメント。また、INAC神戸時代に同僚だった韓国女子代表MFイ・ミナ(仁川現代製鉄)も拍手の絵文字でエールを贈った。

 岩渕の実兄で、藤枝MYFCに所属するFW岩渕良太は「日本代表のユニホームを着て世界の舞台で戦う姿は家族として本当に誇らしかったです! たくさんの感動をありがとう!」と感謝を綴る。

 さらに他スポーツ界からは、昨年現役を引退した女子レスリング元女子日本代表の登坂絵莉さんが「長い競技生活お疲れ様でした たくさんのありがとう」とメッセージを贈っていた。

 多くのメッセージが贈られる岩渕。なでしこジャパンやクラブで数々の感動を与えてきた岩渕の引退には、大きな反響が起こっている。

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