ブライトン、スペインの至宝ファティ獲得が大詰め バルサもレンタル料の20%を負担と海外紙指摘
ブライトンはレンタル料7億円を支払いか
日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンは、スペイン1部FCバルセロナからスペイン代表FWアンス・ファティを獲得する交渉が大詰めに。その条件は、両クラブが年俸を相互負担するものになるという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
バルサのカンテラ出身のファティは16歳でトップデビューを飾り、クラブの史上最年少ゴール記録を持つ。若くして台頭し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)の10番を引き継ぐなど将来を嘱望されてきた。しかし、現在のチームでは不動の地位を築くには至っていない。昨季はラ・リーガ36試合に出場して7得点したが、先発出場は12試合にとどまった。今季も開幕から3試合すべてでピッチに立っているが、いずれも途中出場だった。
そうしたなかで、ブライトンへの移籍が浮上。すでに現地時間8月31日にはメディカルチェックも開始されたとしているが、移籍に関する両クラブの条件は期限付きであるとともに、ファティの年俸のうちブライトンが負担するのは80%にあたる500万ユーロ(約7億円)で、残りはバルセロナが負担するものになるという。
ファティに関してはスペイン国内ではセビージャ、イングランドではトッテナムも候補に挙がったが、最終的にはロベルト・デ・ゼルビ監督が5回も電話をかけて説得したブライトンが新天地に決まったという。
ファティの獲得が決まれば、移籍市場最終日の9月1日(日本時間2日)に三笘の電撃移籍が起こる可能性を報じる欧州メディアもあるが、今後の推移が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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