好調・南野&大迫が落選 森保ジャパン、未来を見据えたメンバー選考に韓国注目「どのような方向性で選んだか理解できた」

代表落選となった南野拓実と大迫勇也【写真:Getty Images & 徳原隆元】
代表落選となった南野拓実と大迫勇也【写真:Getty Images & 徳原隆元】

森保監督はW杯予選やアジアカップを視野

 日本サッカー協会(JFA)は8月31日、9月の欧州遠征に臨む日本代表メンバー26人を発表。今シーズン、フランス1部ASモナコで好調のMF南野拓実、J1リーグの得点王レースでトップを走るヴィッセル神戸のFW大迫勇也がメンバー外となり、韓国メディアも注目している。

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 9月9日(日本時間10日未明)にドイツ代表(ヴォルフスブルク/ドイツ)と、12日にトルコ代表(ヘンク/ベルギー)と対戦する森保一監督率いる日本代表。イングランド1部アーセナルのDF冨安健洋がカタール・ワールドカップ(W杯)以来、9か月ぶりの復帰となった一方、同W杯で10番を背負った南野は3月、6月シリーズに続きメンバー外となった。

 森保監督はメンバー発表会見で、現在好調を維持する南野や大迫などについて質問が飛ぶと、「まずはいいプレーをしていることは、選考の段階でもプレーを確認しているので、その判断の中でということ。判断基準は1つではないが、これまでの活動と今回と、というのを含めて。W杯予選とアジアカップへという未来も総合的に考えて決めた」と説明していた。

 韓国メディア「ISPLUS」は、「最も議論になったのは、南野拓実と大迫勇也の落選だった。南野は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)を最後に招集されていない。大迫も昨年2月以降、代表チームとは縁がない。ただし南野は所属するモナコで開幕3試合で3ゴール2アシストと大活躍を見せている。大迫も19ゴールでJ1リーグの得点王レースを牽引する。彼らが再び代表チームに招集されるかどうかは、メンバー発表前から多くの関心が集まった」と取り上げている。

「森保監督が記者会見を通じて選手たちの選考背景を直接説明したおかげで、日本のファンとマスコミは今回の日本代表メンバーに対する疑問がある程度解消された。どのような方向性でメンバーを構成したのかについても理解できた」

 未来を見据えたチーム作りを選んだ森保監督。9月でどのような戦いを見せるかにも、注目が集まる。

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