アル・ファトフのドレッシングルームにファン注目

　サウジアラビア1部アル・ナスルは現地時間8月25日、サウジ・プロフェッショナルリーグ第3節でアル・ファトフと対戦した。敵地に乗り込んだこの試合で5-0の大勝を収めたなか、ホームチームの“ドレッシングルーム”にファンが注目している。

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　今夏、セネガル代表FWサディオ・マネを筆頭にヨーロッパから3選手を獲得して豪華陣容を揃えるアル・ナスル。アル・ファトフ戦では新戦力マネの2ゴールに加え、昨季から在籍するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドもハットトリックを達成し、チームとしての力の差を見せつけた。

　ただ、両チームの間に隔たる差は陣容やチーム力だけでないようだ。映像が捉えたアル・ファトフ本拠地「アブドゥッラーフ・ビン・ジャラウィー王子記念スタジアム」のドレッシングルームに英紙「ザ・サン」が注目した。

　映像の一部から分かるアル・ファトフ本拠地のドレッシングルームは、背もたれつきの椅子が壁に沿って並べられただけと非常に簡素だ。ロッカーや荷物を置くためのスペースもないのか、ユニフォーム椅子の背もたれにかけられ、ほかの一式は座面の上。シューズが入ったと見られる袋は地面に直接置かれている。

　この映像がSNS上で公開されると、ファンが早速反応。記事は、「子供がパーティーしてた？」「ロナウドが会議室で着替えか…」「ロナウドよ、君はここまで落ちてしまったんだ」といったコメントが寄せられたと伝えている。

　記事によると、アル・ファトフは同じ国内のアル・ナスルやアル・イテハドなどとは違い政府系投資ファンドからの出資を受けていないという。豊富な資金力を背景に反映の一途を辿っているイメージの強いサウジ・プロフェッショナルリーグだが、クラブ間で大きな格差もあるようだ。