バルサFWファティは「デゼルビ監督のスタイルに感銘」 ブライトン加入間近…三笘薫とのポジション争いは?
「シャビ監督の下では出番の少なさが予想される」
スペイン1部バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティは日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンへの期限付き移籍が浮上している。バルセロナでは出番が限られるなかで出場機会を求める20歳は、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督のスタイルに感銘を受けているという。
バルサのカンテラ出身のファティは16歳でトップデビューを飾り、クラブの史上最年少ゴール記録を持つ。若くして台頭し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)の10番を引き継ぐなど将来を嘱望されてきた。
しかし、現在のバルセロナでは不動の地位を築くには至っていない。昨季はリーグ戦36試合に出場して7得点したが、先発出場は12試合にとどまった。今季も開幕から3試合すべてでピッチに立っているが、いずれも途中出場だった。
スペイン紙「スポルト」によれば、ファティは「シャビ監督の下では出番の少なさが予想されることから、将来について改めて考え、プランの変更を検討することになった」として期限付き移籍の可能性が浮上した。イングランド1部トッテナムからの関心もあるなかで、ブライトンへの加入が近づいているという。
そして、英紙「デイリー・メール」によれば、ファティは「ロベルト・デ・ゼルビ監督のスタイルに感銘を受けている」ことが移籍の決め手になると伝えている。契約には買い取りオプションや買い取り義務はつかない見込みだ。
ファティはバルセロナでは主に左ウイングとしてプレーしてきた。ブライトンに加入すれば日本代表MF三笘と定位置を争う可能性があるだけに、日本のサッカーファンにとっても注目の移籍となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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