リバプール遠藤、“30億円移籍”は「非常に賢明」 今夏プレミアの“掘り出し物5選”に英メディア選出

遠藤航が掘り出し物の移籍として紹介【写真:Getty Images】
遠藤航が掘り出し物の移籍として紹介【写真:Getty Images】

2000万ポンド(約37億円)以下で締結したベストな移籍を紹介

 今夏もイングランド1部でも数多くの移籍が成立した。高額化する移籍が増えるなか、英メディアが「プレミアリーグの掘り出し物5選」と題し2000万ポンド(約37億円)以下で締結したベストな移籍を紹介している。

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 英メディア「Live Score」は、「プレミアリーグのクラブは、今夏の移籍市場期限を前に、この夏すでに総額20億ポンド(約3700億円)近くを費やしている」と、上昇する選手の移籍金について特集した。

 エクアドル代表MFモイセス・カイセド(ブライトン→チェルシー)の記録した最高額の移籍金1億1500万ポンド(約213億円)も紹介しつつ、2000万ポンド(約37億円)以下で完結した“お買い得”な移籍選手を5人取り上げている。そのなかで、日本代表MF遠藤航の名前も挙がった。

 現在30歳の遠藤は、現地時間8月18日にドイツ1部シュツットガルトからイングランド1部リバプールへと完全移籍。移籍金は1600万ポンド(約30億円)と報じられ、「アル・イテハドがファビーニョに支払った4000万ポンド(約74億円)の半分以下である」と、放出選手との差を指摘している。

 遠藤について同メディアは「先日のニューカッスル戦で、リバプール初の先発出場で苦戦を強いられたものの、遠藤航はレッズにとって非常に賢明な移籍だった」と評価。「前所属のシュツットガルトでキャプテンを務め、本職は守備的MFだが、必要であればセンターバックもこなせる」と多彩な能力を称えた。

 また今後の活躍次第で「今夏加入したドミニク・ソボスライとアレクシス・マック・アリスター、そして怪我から復帰したチアゴ・アルカンタラの能力を最大限に引き出すのに役立つはずだ」と太鼓判も押している。

 2000万ポンド(約37億円)以下の今夏プレミア移籍の選手は、遠藤のほかにイングランド人DFライアン・ジャイルズ(ウォルバーハンプトン→ルートン・タウン)、コロンビア代表MFジェフェルソン・レルマ(ボーンマス→クリスタル・パレス)、GKジェームズ・トラッフォード(マンチェスター・シティ→バーンリー)、DFマックス・アーロンズ(ノリッジ→ボーンマス)の4人の名前が挙がっていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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