アーセナル冨安、出場停止明けのマンU戦でスタメンへ? 右SB起用を英メディア予想
クリスタル・パレス戦で2枚のイエローをもらい退場、出場停止明けに右SB起用か
イングランド1部アーセナルは、現地時間9月3日のプレミアリーグ第4節でマンチェスター・ユナイテッドと本拠地で対戦する。現地メディアは前節出場停止で不在だった日本代表DF冨安健洋が右サイドバック(SB)で起用される可能性を伝えている。
開幕2連勝スタートとなったアーセナルは前節フルハムと本拠地で対戦。先制を許しながらも逆転し、リードのまま終盤まで試合を運んだが、後半42分にセットプレーから同点弾を献上。2-2で勝ち点1を分け合った。
アーセナルは2勝1分で現在5位。次節は2勝1敗で8位のユナイテッドと激突する。強力な攻撃陣を擁する相手との対戦に向け、ミケル・アルテタ監督のメンバー選考に注目が集まるなか、英メディア「フットボール・ロンドン」はここまで右SBで先発が続くガーナ代表MFトーマス・パーティーが中盤に戻ると予想。同時に、冨安の右SB起用について言及していた。
「ガナーズ(アーセナル)の監督が考えるもう1つの現実的な変更は、マッチデースカッドに冨安を呼び戻すことだ。1試合の出場停止が明ける日本代表は、昨シーズンの対戦でベン・ホワイトに起きたことを考えれば(右SBで)先発する可能性はある」
ホワイトは今年1月に行われた昨季第21節の本拠地ユナイテッド戦(3-2)で苦い思いを経験している。相手の左サイドで先発していたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとのマッチアップに苦しみ、前半のうちにイエローカードを受けたこともあり、ハーフタイムに冨安との交代を告げられたのだ。そうした背景もあり、トーマスが中盤に入るケースでは冨安に出番が与えられると予想されていた。
冨安は左SBで今季初先発を飾った第2節クリスタル・パレス戦(1-0)で遅延行為とファウルで2度の警告を受けて退場となった。出場停止明けの試合で、再びスターティングイレブンに名を連ねることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)