アーセナルDF、スペイン1部マジョルカと「交渉は継続中」 今夏の“放出候補”に英注目「序列を落としている」
CBホールディング、今シーズンのプレミアリーグでは出場機会なし
イングランド1部アーセナルが、今夏の移籍市場が締まる前にいくつかの動きが噂されている。出場機会を減らすDFロブ・ホールディングにも、スペインクラブやプレミアクラブから問い合わせが来ていると、英紙「デイリー・メール」も報じた。
アーセナルの守備陣では、今シーズン出場機会を与えられていなかったスコットランド代表DFキーラン・ティアニーがレンタルでスペイン1部レアル・ソシエダへ。日本代表MF久保建英と共闘することになった。
怪我から復帰した日本代表DF冨安健洋にも一時期クリスタル・パレスやイタリア1部インテル入りの可能性が報じられていたが、新加入のオランダ代表DFユリエン・ティンバーの膝の負傷離脱により、戦力維持という観点からも残留が濃厚となっている。
こうしたなか、移籍市場が締まる前に放出される可能性があるアーセナルの選手として、守備陣からはホールディングの名前が「デイリー・メール」紙で挙がった。
同紙は「現在の契約は残り1年だが、アーセナルにはさらに1年延長するオプションがある」とホールディングの契約について触れつつ、「アーセナルで序列を落としており、今シーズンのプレミアリーグ開幕3試合ではマッチデーのスカッドに入っていない」と現状のチーム内での立ち位置を指摘している。
そのホールディングに興味を持っているのは、スペインのマジョルカとセビージャ。「1月にヤクブ・キヴィオルが加入したことで、ホールディングがアーセナルでプレー時間を得ることはさらに難しくなった」としたうえで、「センターバック(CB)は移籍市場が閉まる前にガナーズ(アーセナル)を離れると見られている」と報道している。
一方、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も自身の公式X(旧ツイッター)で「マジョルカが今日、ロブ・ホールディングとの契約条件を求めてきたことを確認 交渉は継続中」とマジョルカとの交渉状況を伝え、「月曜日(28日)にルートン・タウンが電話で問い合わせたのち、プレミアリーグでの解決策の可能性が残っている」とルートン・タウンとの接触も報じた。
8月も終わりに近づき今夏の移籍市場も終盤を迎えているなか、アーセナルから新たな選手放出はあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)