マンCコバチッチが「ファンを驚かせた」 推進力発揮の好プレー場面に英注目「何年もいるよう」
新加入ながらチームに即フィット
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間8月27日、プレミアリーグ第3節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、2-1で勝利した。この試合でMFマテオ・コバチッチが出色のパフォーマンスを披露したなか、英紙「スポーツ・バイブル」では、「ファンを驚かせた」とその活躍ぶりを評価している。
現在29歳のコバチッチは2010年にクロアチア1部のディナモ・ザグレブでプロデビューを果たすと、13年にイタリア1部インテルへの移籍を果たした。その後、スペイン1部レアル・マドリード、イングランド1部チェルシーを経て、今季からシティに完全移籍で加入した。
シェフィールド戦でスタメン出場となったコバチッチは前半19分、自陣センターサークル付近でボールを受けると、相手DF3人に対応されながらも力強いドリブルでペナルティーエリア手前まで前進し、ファウルでフリーキックを得るなど随所でらしさを発揮した。
ゴール、アシストといった目に見えた結果は出せていないものの、チームにとって効果的なプレーを披露し存在感を示しているコバチッチ。「スポーツ・バイブル」では、「すでに新チームで大きなインパクトを残している」とそのプレーぶりが称賛されている。
「彼はここ2試合、ニューカッスル・ユナイテッド戦では中盤で先発し、先週の日曜日にはブラモール・レーン(シェフィールドのホームスタジアム)で素晴らしいプレーを披露した。ペップ・グアルディオラがマテオ・コバチッチとわずか2500万ポンド(約46億円)で契約できたことに、ファンは驚いている」
また、同紙はファン、サポーターの声も紹介。「何年もシティにいるようだ。恐ろしい」「チェルシーは文字どおり、最高のMFを売ってしまった」「ロドリとギュンドアンが一緒にプレーするよりもスムーズに見える」など、新加入の8番に称賛の声が相次いでいる。
新加入ながらも、昨季3冠のチームにふさわしいプレーを披露しているコバチッチ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、さらなる飛躍を遂げようとしている。