ファン・ダイクは「4試合出場停止になるべき」 元主審、暴言行為を問題視「ふさわしい罰」
ニューカッスル戦で一発レッド判定、不服な態度に重い処分が下る可能性も
イングランド1部リバプールは、プレミアリーグ第3節のニューカッスル戦(アウェー)を2-1で逆転勝利した。2連勝を飾った一方、DFフィルジル・ファン・ダイクが一発退場を宣告されたなかで、元プレミア審判のマーク・ホールジー氏は第4審判に暴言を吐いた行為を問題視。「4試合出場停止処分を受けるべきだ」と主張している。
リバプールは前半25分に先制を許し迎えたその3分後、ファン・ダイクが一発退場となるアクシデントに見舞われた。ゴール前で相手FWアレクサンデル・イサクを転倒させた場面のジャッジに関し、主審は「DOGSO(ドグソ/Denying an Ovious Goal-Scoring Opportunity”の略。決定的な得点機会の阻止)と判断。レッドカードを提示した。
このジャッジに納得がいかなかったファン・ダイクは猛抗議。第4審判のクレイグ・ポーソンに暴言を吐いたともされている。そんななか、英紙「ザ・サン」では元プレミア審判のホールジー氏によるコメント記事が掲載され、リバプール主将の振る舞いを批判し、処罰を与えるべきとの見解を示している。
ホールジー氏は「ファン・ダイクはレッドカードと暴言で4試合出場停止処分を受けるべき」と主張。「レッズの新リーダーが使用した暴言や侮辱的な言葉は、新たなレッドカードに値し、追加の3試合の出場停止処分につながる可能性がある。そうなれば計4試合出場できないことになるが、彼の不適切な行為に対するふさわしい罰だ」と指摘した。
リバプールは前節のボーンマス戦(3-1)に続き、2試合連続で退場者を出す事態に。ボーンマス戦でレッドカードを受けたMFアレクシス・マック・アリスターの出場停止処分は撤回された一方、ファン・ダイクには重い処分が下る可能性がありそうだ。