ペナルティーエリア外角から左足を一閃

　女子プロサッカー「WEリーグ」の大宮アルディージャVENTUS（大宮V）は8月27日、WEリーグカップ1回戦でINAC神戸レオネッサと対戦し、4-1の勝利を飾った。この試合でMF仲田歩夢が強烈なブレ球ミドルでネットを揺らし、ファンからも「美しかった」「ゴラッソ」と反響が広がっている。

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　仲田にとって2012～20年に在籍した古巣INAC神戸との対戦となったゲームは、前半から大宮Vが主導権を握る。前半13分にMF林みのりのゴールで先制。同34分にはFW井上綾香がゴールを挙げて2点を先取すると、その3分後に仲田が得意の左足で観客を魅了する。

　左サイドからの大きなサイドチェンジでボールを受けた仲田。右足でしっかりボールを収め、ペナルティーエリア外角から左足を振り抜く。強烈なブレ球は相手GKもなす術なく、逆サイドのネットに吸い込まれた。

　前半だけで3点のリードを得た大宮Vは後半12分に神戸から1点を返されるもの、同アディショナルタイムに井上のこの日2ゴール目が決まり4-1の快勝を収めている。

　クラブ公式X（旧ツイッター）のウイニングメッセージに登場した仲田は「今日は応援ありがとうございました。皆さんの後押しもあり、迷いなくミドルシュートを打つことができました。本当に皆さんの応援があってこその今日の勝利だと思っています」と得点を振り返るとともに、声援を贈ってくれたサポーターへの感謝を述べている。

　SNS上でもこの仲田のゴールは話題になり、「今シーズンベストゴールでは!?」「美しかった！」「すごいブレ球ミドル」「ゴラッソ」「スーパー」とコメントが寄せられ、反響が広がっていた。大宮Vの次戦は9月2日、WEリーグカップ第2節ちふれASエルフェン埼玉戦となっている。