アーセナルは新戦力DFティンバーの長期離脱決定で冨安の存在価値はアップ

　イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、同じプレミアリーグのクリスタル・パレスからの関心が報じられた。海外メディアは、「冨安にガナーズと別れるように説得したいようだ」と取り上げている。

　冨安は今夏、イタリア1部インテル移籍の可能性が浮上するなど去就が注目されている。そのなかで、イングランド1部クリスタル・パレスも冨安の獲得に興味を持っているという噂が浮上した。

　しかし、アーセナルの新戦力であるオランダ代表DFユリエン・ティンバーが開幕節で右膝を負傷し、長期離脱を余儀なくされたことでユーティリティーな冨安の存在価値はより高くなっている。

　インドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」は、英紙「デイリー・メール」がクリスタル・パレスの関心を報じた内容を紹介するとともに、冨安について触れている。

「今夏はティンバーの加入により、冨安の将来についてさまざまな憶測が飛び交った。ティンバー負傷で冨安にもチャンスが巡ってきたが、アルテタ監督は（ガーナ代表MF）トーマス・パーティを右サイドバックに起用した。そのような状況で、クリスタル・パレスは冨安にガナーズと別れるように説得したいようだ。しかし、アーセナルは代わりになる選手を獲得しない限り、冨安を放出したがらないだろう」

　夏の移籍市場が閉まるまで1週間を切ったなかで、アーセナルはどのような動きを見せるのだろうか。