浦和が興梠の一撃で先制も、鹿島が金崎弾で同点! CS決勝第2戦は1-1で後半へ

両エースが鮮やかにゴール このままのスコアなら浦和が優勝

 今季のJリーグ王者を決める一戦は、エース同士の競演で1点ずつを奪い前半を終えた。3日のJリーグチャンピオンシップ決勝第2戦は年間1位の浦和レッズがホームに年間3位の鹿島アントラーズを迎え、前半7分のFW興梠慎三によるゴールで先制するも、鹿島は同40分にFW金崎夢生のゴールで追いつき1-1で前半を終えた。

 11月29日の第1戦では、鹿島のホーム、カシマスタジアムで浦和が1-0と勝利を収めていた。そのため、この試合では浦和が勝利もしくは引き分け、0-1の敗戦でも年間順位で上位のため優勝が決まる状況でスタートした。

 試合前には11月28日にコロンビアで起きた飛行機事故により多くの犠牲者が出たブラジル1部リーグ、シャペコエンセに哀悼の意を込めて黙祷が捧げられた。チケット約5万9000枚が完売した埼玉スタジアムに大声援が響き渡るなかでキックオフされたゲームは、開始7分にいきなり動いた。

 右サイドでMF関根貴大からのスローインを受けたMF高木俊幸が縦にドリブル突破すると、そのままクロスを供給。ニアサイドに走り込んだMF武藤雄樹に鹿島守備陣が引き付けられた後方のスペースに入り込んだ興梠が、右足ダイレクトで強烈な一撃を叩き込んだ。

 2点が必要な鹿島だが、浦和の集中した守備の前になかなか攻撃の糸口をつかむことはできず、プレスに捕まりボールを支配された。しかし、それでも同40分、MF遠藤康が右サイドから上げたクロスにファーサイドから走り込んだFW金崎夢生が頭で合わせてゴール。1-1の同点に追いついてハーフタイムを迎えた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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