大学フットサル選手権、立命館大が3位入賞 松山大を3-2で撃破し接戦制す

立命館大学が松山大を破って3位入賞【写真:Futsal X / 河合 拓】
立命館大学が松山大を破って3位入賞【写真:Futsal X / 河合 拓】

松山大の最後の猛攻を凌ぎ切って3-2で勝利

 第19回全日本大学フットサル大会は8月27日に大会最終日を迎え、岸和田市総合体育館で立命館大学フットサル同好会オールワンと松山大学フットサル部による3位決定戦が行われた。

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 ここまで、それぞれ3試合を戦い、立命館大は11得点、松山大は10得点と多くのゴールを挙げてきた両チームは、3位決定戦でも攻撃的な姿勢を見せた。第1ピリオド3分、松山大がFP白形崇博のゴールで先制すると、その2分後には立命館大もFP13が強烈なシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻す。

 互いに1点を取り合ってからは、立命館大が松山大のゴールに迫る場面が多かったが、GK住友颯馬の好セーブもあってスコアは動かない。第1ピリオド19分には松山大もFP三原大知がカウンターからゴールを狙ったが、ゴール前にカバーに入ったDFにシュートをクリアされる。第1ピリオド終了まで残り1秒でキックインを得た松山大は、早いボールをゴール前に入れるとGKがトラップミスしてボールがゴールに転がったが、ゴールラインを割る前に前半は終了したという判定から得点は認められなかった。

 第2ピリオドに入ると松山大が攻勢に出たが、先に2点目を取ったのは立命館だった。第2ピリオド5分に右サイドでボールを持ったFP川澤俊樹がゴールを決める。しかし、直後の攻撃で松山大も三原がゴールを決めて、すぐに同点に追い付いた。松山大は1分後にも波状攻撃を見せ、FP白形崇博のシュートをGKが弾いたところをFP岡本青龍がゴールを狙ったが、枠を捉えられなかった。

 なかなか得点が動かない時間が続いたが、第2ピリオド9分には、斜めのパスを受けたFP小川和暉がDFをかわして反転。ゴール前でGKを外すと、ゴール左にシュートを放つ。カバーに入ったDFも届かずにボールがゴールに決まり、立命館が再び勝ち越した。立命館は同11分にもゴール前の連係で松山大を崩し、小川のパスを受けた川澤がゴールを狙ったがシュートは左に切れていった。

 同点ゴールを目指す松山大は、残り5分を切り猛攻を仕掛けるものの、あと一歩得点に届かない。第2ピリオド19分にはタイムアウトを取って最後の猛攻を仕掛けるが、岡本のシュートをGK坂野智道に阻まれるなど、得点はできず。このまま3-2で逃げ切った立命館が3位となっている。

(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)



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