絶好調の浦和助っ人FW「常に決めてきた」 決勝弾を“自賛”「いいエフェクトをかけられた」
湘南戦は1-0で勝利
浦和レッズのFWホセ・カンテは8月25日のJ1リーグ第25節・湘南ベルマーレ戦で1-0の決勝ゴールを決めた。左足でのコントロールショットに「キャリアの中では常にこのようなゴールを決めてきました」と、3戦連続ゴールを喜んだ。
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後半12分、浦和の攻撃後に湘南が出した縦パスをMF岩尾憲がカット。ペナルティーエリア内に残っていたカンテに縦パスが入ると、右45度方向からほぼノーステップで左足シュートを放つと緩やかなカーブを描きながらゴールポストの内側に当たってゴール内へ。リーグ戦では3試合連続ゴールとなり、同時に18日の名古屋グランパス戦に続いて1-0の決勝ゴールになった。
8月13日のサンフレッチェ広島戦では右足のパワーシュート、18日の名古屋戦では振り向きざまの右足シュート、そしてこの日は左足シュートだった。カンテは「どちらの足も利用できるので、右はパワー、左はもう少し質の高いシュートというイメージでしょうか。なので、今日の左足はいいエフェクトをかけられたイメージです」と笑顔だった。
この3本のシュートの共通点は、いずれも相手DFを前に置きながらシュートを打っていること。シーズン前半戦のゴールにはこぼれ球を押し込んだものもあったが、相手の背後に飛び出すというよりも、少し下がって相手との距離を作った瞬間にシュートを放っている。カンテは「正直なところ、もっと簡単なゴールを入れられたらと思うのですが」と苦笑いするものの、「キャリアの中では常にこのようなゴールを決めてきました。もちろん自分の得意とする所でもあります」と、高い精度のシュートに自信を見せた。
得点力不足が課題になってきた浦和にとって、シーズンが開幕した後の3月に加入したカンテがフィットしてゴールを続けているのは明るいニュースとなっている。それでもストライカーは「もちろん今は調子がすごくいいです。このように期待されていますが、自分のマインドをしっかりとピッチに置いておくことが重要だと思います」と冷静さを崩さずに話していた。