第2節ウォルバーハンプトン戦は1ゴール1アシスト

　イングランド1部ブライトンはプレミアリーグ開幕2節を終えて2連勝を飾っている。日本代表MF三笘薫は、同リーグ第2節ウォルバーハンプトン戦で1ゴール1アシストと躍動。現地時間8月25日には第3節ウェストハム戦を迎えるなかでクラブの公式サイトではロベルト・デ・ゼルビ監督が三笘をクラブに迎え入れることが「幸運だ」と話していたことを伝えた。

　三笘の今季初得点は、まさに圧巻だった。0-0で迎えたウォルバーハンプトン戦の前半15分、左サイドでDFネルソン・セメドとのマッチアップで仕掛けると、左肩を引っ張られながらも加速して中央を突破。追いすがるMFジョアン・ゴメスをスピードで剥がし、さらにペナルティーエリア付近で寄せてきた2人もぶち抜くと、最後は右足でフィニッシュした。

　相手守備を無力化した衝撃弾は、国内外で大反響を呼んだ。チームは絶対王者マンチェスター・シティとともに開幕節に続いて2連勝を飾り、得失点差で首位に立っている。ブライトンは昨シーズンクラブ最高成績の6位でリーグ戦をフィニッシュ。今季の欧州カップ戦出場への切符を手にした。

　そのなかで次節のウェストハム戦に向けてデ・ゼルビ監督はプレミアリーグでセンセーショナルな活躍を見せる日本代表MFに対して「三笘とプレーできるのは幸運だ。 彼は我々と一緒に自分のクオリティーを発揮できる」と称賛。さらに「ブライトンの選手は皆、彼のクオリティーを発揮するために、適切なコンディションに置き、適切なボールを与えることができるからだ。1対1こそが彼のクオリティーだ」と、周囲も三笘の能力を引き出すクオリティーを備えていることを指摘した。

　ここまで好調を見せている三笘だが、さらなる活躍に期待が懸かる。