ミランが墜落事故の犠牲になったシャペコエンセを追悼 クロトーネ戦で特別ユニフォームを着用

背番号の下に「Forca Chape」のロゴが入る

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、4日に本拠地サン・シーロでクロトーネとのゲームを戦うが、そこで特別なユニフォームを身につけることがクラブから発表された。

 現地時間11月28日にコロンビアで起こった飛行機事故に巻き込まれたブラジル1部シャペコエンセへの追悼の意を込め、この日のユニフォームには背番号の下の部分に、「Forca Chape(頑張れ、シャペ)」のロゴが入ったユニフォームを着用する。

 今週末のゲームでは、世界的にキックオフ前の黙祷とユニフォームへ喪章をつけることを、FIFA(国際サッカー連盟)から要望されている。ミランは一歩踏み込んだ形で、シャペコエンセに寄り添う気持ちを表現することになった。

 チームにはFWルイス・アドリアーノなどブラジル人選手も所属し、DFロドリゴ・エリーはグレミオ時代にチームメートだった選手が犠牲になったことに心を痛める言葉を現地メディアに語っていた。背中に思いを乗せた選手たちは、クロトーネ戦でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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