「極めて重要な存在となる」 リバプール遠藤へクロップ監督が寄せる信頼を現地報道、トレーニングで好感触「いい感じだ」
「彼はいい感じだ」と、トレーニングを重ねている遠藤を評価
イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督が、加入して約1週間の経つ日本代表MF遠藤航についてコメント。「彼はいい感じだ」と、トレーニングを重ねている遠藤を評価している。
8月18日にドイツ1部シュツットガルトからリバプールへ電撃加入した遠藤。30歳という年齢と、ファーストターゲットとされていたエクアドル代表MFモイセス・カイセド(→チェルシー)の代役とも報じられ、現地からは厳しい目も送られてきた。
19日のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦では、1人味方が退場となった3-1の状況で急遽ピッチへ。ほとんどチーム練習を行っていないなかで、中盤の底に入りチームのリードを試合終了時まで守り切った。
こうした背景を踏まえ、加入から約1週間が経った遠藤についてクロップ監督が記者の質問に答えている。現地紙「This Is Anfield」によると、指揮官はボーンマス戦について「1日半のセッションの半分が終わった後だった。10人で守備をしなければならないチームでプレーするのは本当に難しい」と当時の遠藤を労う。
「本当に嬉しかったし、予想外だった。彼をベンチに置いたのは、もちろん起用するためだったが、もっと後(の時間)になる予定だった。それでも、彼はよくやってくれた」
そのうえで「今週はすでに3、4回のセッションで彼はプレーしている。いい感じだ。彼は本当にいい選手なんだ」と、ようやくチーム練習を重ね馴染みつつある日本人MFについて語った。
記事でも「遠藤は今シーズンのリバプールにとって極めて重要な存在となるだろう」と期待を寄せている。クロップの信頼に対し、遠藤は本戦で応えることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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