遠藤加入のリバプール、今夏さらなる中盤補強に動く? 英代表&モロッコ代表MFへの興味を英報道
「クロップ監督はさらなる補強を行いたいと考えている」
イングランド1部リバプールは、今夏中盤の補強を積極的に行った。それでも英紙「デイリー・ミラー」は、「クロップ監督はさらなる補強を行ないたいと考えている」としてリバプールが今夏の移籍市場が締まるまでに新たな動きを見せるかもしれないと予想している。
リバプールは前キャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンやブラジル代表MFファビーニョら中盤の主力選手の多くが一斉に退団。空いた穴を埋めるため、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ショボシュライ、日本代表MF遠藤航を獲得し「新シーズンは着実なスタートを切った」とされている。
同紙はそのうえで、「9月1日に移籍市場が閉まる前に、さらに多くの新戦力がアンフィールドに移籍する可能性がある」と指摘。同紙は「レッズのボスである(ユルゲン・)クロップ監督は、移籍市場が閉まる来週までにさらなる補強を行ないたいと考えている」と、浮上している移籍の噂をまとめている。
まず名前が挙がったのはマンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴィン・フィリップス。昨夏リーズからやってきた27歳は、シティでの初年度を公式戦合計593分のプレータイムで終えた。
記事ではリバプールOBのダニー・マーフィー氏のコメントを紹介。「昨夏シティがリーズに支払った4500万ポンド(約82億円)の半額程度で獲得できる場合のみ、フィリップスと契約すべきだ」と主張しているという。
また、イタリア1部フィオレンティーナ所属のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトも獲得候補とされている。同紙は「アムラバトはこの夏、プレミアリーグへの移籍が噂されており、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが彼の獲得に興味を示している」と報道。フィオレンティーナは放出に3000万ユーロ(約47億円)を希望しており、スペイン1部アトレティコ・マドリードも興味を示しているとされている。
アムラバトに関しては争奪戦も想定されるなか、残り日数が少なくなった移籍市場で再びリバプールが動くことはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)