アーセナル主将、冨安退場でチームメイトに“警鐘”「イエローもらいやすくなっている」 ルールへの適応呼びかけ「それが現実」

ウーデゴールが警鐘【写真:ロイター】
ウーデゴールが警鐘【写真:ロイター】

ウーデゴールは主審の判定に「酷いと思った」

 イングランド1部アーセナルのキャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、リーグ第2節のクリスタル・パレス戦(1-0)での日本代表DF冨安健洋の退場を受けてチームメイトたちに警鐘を鳴らしたという。英メディア「90min」が報じている。

 冨安はクリスタル・パレス戦に左サイドバックとして先発出場したが、後半15分のスローインの場面で遅延行為をしたとして最初のイエローカードを受け、その7分後に相手選手を背後から倒したことで2枚目の警告を受けて退場となっている。

 遅延行為については、主審が笛を吹くのが早すぎるという指摘もあるが、ウーデゴールは、「難しいことかもしれないけれど、それが新しいルールだから僕たちは適応しないといけない。最初のイエローカードは酷いと思ったよ。彼が時間をかけすぎたようには思わなかったからね。パスを出せる選手がいなかっただけだ。ちょっと微妙だけど、適応しないといけないのだろう」と、自身の見解を語った。

 そして「それが現実だ。それ以外に何もできないからね。今はイエローカードをもらいやすくなっているから、気を付けないといけないし、それは僕自身にも言えることだ。頭の中に常に入れてあるけれど、ルールばかりを考え過ぎるべきでもないと思う。試合に集中しないといけないからね」と、冨安を含めたチームメイトたちが主審の判定に適応する必要があるとした。

 次節は冨安が出場停止で不在となり、またも左サイドバックに問題を抱えることになったアーセナルだが、昨季のような序盤の快進撃を見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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