セビージャ清武がグラナダ戦の遠征メンバー入り 3戦連続の公式戦出場なるか

過酷なアウェー4連戦のなかで、指揮官はターンオーバーを明言

 セビージャの日本代表MF清武弘嗣は、現地時間3日に行われるリーガ第14節グラナダ戦の遠征メンバー18人に登録された。ポジションを争う元フランス代表MFサミル・ナスリが帯同しなかったため、3試合連続での公式戦出場に期待がかかる。

 クラブは11月30日に敵地でスペイン国王杯フォルメンテラ戦に5-1で勝利した3日後、グラナダに移動して今回の一戦に臨む。この2試合と決勝トーナメント進出がかかる7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節のリヨン戦、そして11日のセルタ戦を含めると4試合連続のアウェーマッチという厳しい日程だ。

 指揮を執るホルヘ・サンパオリ監督は、この過密日程で出場時間の少なかった選手たちにチャンスを与えることを明言しており、グラナダ戦のメンバーでもその意向が表れた。負傷の影響で実戦機会から離れているナスリ、そしてバレンシア戦で清武と代わってピッチを後にしたMFセルヒオ・エスクデロの名はなかった。

 中盤では清武以外にもビトロ、パブロ・サラビア、ガンソ、そしてフォルメンテラ戦でハットトリックを達成したコレアも名を連ねている。国王杯では明確な結果を示せなかった清武だが、数少ないチャンスをものにして、サンパオリ監督にアピールすることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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