「アジア最高はミトマ」 三笘薫、ソン・フンミン凌駕浮上で韓国危機感「地位が揺れ始めた」
三笘の英国内での評価が上昇、ソン・フンミンとの比較から今後の動向に見解
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグ開幕から2試合で1ゴール2アシストと、好スタートを切った。特大なインパクトを放った昨季の活躍ぶりに加え、今季リーグ戦で早速結果を残す姿に英国内では賛辞が寄せられているなか、韓国メディアはアジア最高の地位を誇ってきたトッテナムFWソン・フンミンとの比較から危機感を露わにしている。
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三笘はプレミアリーグ開幕節のルートン・タウン戦(4-1)で1アシスト、続く第2節ウォルバーハンプトン戦(4-1)で1ゴール1アシストと、シーズン開幕早々から好調ぶりを顕示。自慢のドリブル技術で英国中を席巻した昨季同様、今季もその卓越したテクニックに注目が集まるなか、ウルブス戦では相手4人を突破する衝撃ドリブル弾で英国中の話題をさらった。
ウルブス戦での活躍を受け、英紙「デイリー・メール」の「プレミアリーグ・パワーランキング」に今季初ランクインで4位に名を連ねるなど、三笘評は上昇。一方、一昨シーズンに23得点でアジア人初の得点王に輝いたソン・フンミンはここまで無得点と、トッテナムの新キャプテンに就任した今季リーグ戦ではインパクトを放てずにいる。
この日韓アタッカーの現況に対し、韓国紙「スポーツ朝鮮」は「この10年間、アジア最高のサッカー選手といえば、ソン・フンミンだった。 しかし、昨シーズンから地位が揺れ始めた。今季は厳しい状況に直面した」と指摘。アジア選手として絶対的な地位を確立してきた状況が、三笘の出現によって一変する可能性に目を向けている。
同メディアは、「ペップ『アジア最高はミトマ』」との見出しで、ジョゼップ・グアルディオラ監督が先月、マンチェスター・シティの日本ツアーで来日した際に三笘を絶賛するコメントを残したことも合わせて報道。そのうえで、韓国人アタッカーの“アジア最高位”という地位失墜が起こり得ると、危機感を強めている。
「もちろん、日本から受けた質問だったため、ソン・フンミンではなく三笘を挙げた可能性が高い 。しかし、2~3年前まではソン・フンミンとの比較可能な選手がアジアではいなかった。ソン・フンミンは『アジアン・バロンドール』と呼ばれるタイタンスポーツによる最高のアジア選手賞を10年に8回受賞した。しかし今は安心できない」
世界最高峰のプレミアリーグでアジアを代表するアタッカーとして名を連ねる三笘とソン・フンミン。シーズンはまだ始まったばかりだが、日本人選手の評価が上昇しつつある状況に、気が気でないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)