好調ミランに負傷者続出 中盤の主力2人が次節欠場も、本田は5戦連続ベンチ予想
マティとボナベントゥーラがナポリ戦欠場も、本田に声はかからないか
ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、4日の本拠地クロトーネ戦で故障者続出の中盤で7試合連続のメンバーチェンジというスクランブルに打って出ることが発覚。4試合連続で出番なしの日本代表FW本田圭佑に、出番は訪れるだろうか。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ミランは現在リーグ3位と好調をキープ。ここ11試合でわずか1敗と抜群の安定感を示しているが、チームは苦しい状況が続いている。
モンテッラ監督がフィオレンティーナを率いていた時の愛弟子であるチリ代表MFマティ・フェルナンデスは、前節の敵地エンポリ戦(4-1)の開始直後に右腹筋の筋挫傷で交代。イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラは左太もも裏の故障で、ともにナポリ戦の欠場を余儀なくされるという。すでにキャプテンのイタリア代表MFリッカルド・モントリーボは、膝の靭帯損傷で長期離脱を余儀なくされている。
4-3-3システムの中盤2人を欠くことになるが、記事では「モンテッラは中盤のサイドを一新する。ソサとパシャリッチを起用する」とレポート。18歳の司令塔マヌエル・ロカテッリを中盤の底に配置し、左右に元アルゼンチン代表MFホセ・ソサとクロアチア代表MFマリオ・パシャリッチを先発起用する可能性が高まっているという。
本田は5試合連続のベンチスタートと予想されており、故障者続出の苦境でも、背番号10にはチャンスが回ってこないようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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