イエローカード2枚で無念の退場処分

　イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間8月21日に行われたプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦（1-0）で左サイドバックとして先発出場するも、後半22分に2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。英メディアは、冨安が試合後に投稿したインスタグラムのストーリー（24時間で自動削除される写真・動画）に注目している。

　後半8分にノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールのPKで先制したアーセナルだったが、同22分に冨安がクリスタル・パレスのガーナ代表FWジョルダン・アイェウを背後から倒したプレーにイエローカードが出され、すでにスローインの遅延行為としてイエローカードをもらっていたことで、2枚目の警告で退場処分となった。

　英メディア「フットボール・ロンドン」は「冨安健洋、レッドカードを受けたクリスタル・パレス戦に二言のメッセージ」と見出しを打ち、冨安がインスタグラムのストーリーにプレー写真とともに投稿した「ありがとう。みんな」のメッセージを取り上げた。

「冨安が誰に感謝したのかはまだ定かではないが、おそらく退場処分を受けたあとに応援してくれたファンだろう」

　開幕2試合目で痛い退場となってしまったが、冨安がアーセナルにとって貴重な戦力であることは間違いないだけに、切り替えてアピールしていきたいところだ。