「なぜユナイテッドは間違ってしまうのか」 クラブOBが三笘の古巣加入を熱望「ふさわしい」
ユナイテッドOBのクルックス氏が三笘を称賛
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、2023-24シーズンの開幕2試合で1得点2アシストを記録し、チームの首位浮上に貢献している。移籍市場がまだ開いていることもあってビッグクラブからの関心も伝えられるが、マンチェスター・ユナイテッドOBのガース・クルックス氏は、古巣に三笘がいないことを嘆いている。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。
8月19日に行われたプレミアリーグ第2節ウォルバーハンプトン戦(4-1)で左サイドからドリブルで仕掛けて4人のDFを突破して先制ゴールを挙げた三笘は、後半にもアシストを記録して1得点1アシストの活躍を見せた。プレミアリーグ2年目で、昨季に続く活躍を見せている三笘をクルックス氏は絶賛する。その一方で古巣ユナイテッドにいるイングランド代表MFジェイドン・サンチョ、ブラジル代表MFアントニーには、物足りなさを感じているようだ。
「マンチェスター・ユナイテッドには、ジェイドン・サンチョとアントニーがいるが、この2人からは、それにふさわしいクオリティーや能力を見ることができていない。なぜユナイテッドは間違ってしまうのか。オールド・トラッフォードは特別な舞台であり、重圧もはるかに高いだろう。それでも、私が見る限り三笘がユナイテッドの選手にふさわしい」
記事では、三笘について「ブライトンが近年発掘した隠された宝石」と評すとともに、ウルブス戦で三笘が決めたゴールについて、クルックス氏が「なんというゴールだ。ウルブスを相手に見せたあの走り、コントロール、フィニッシュのクオリティーはワールドクラスだ。こういうプレーを何度も当たり前のように見せているのに、まだ南の岸(ブライトン)にいることが信じられないよ」と、絶賛したことも伝えている。
2シーズン目は始まったばかり。今シーズンも昨シーズン以上に三笘は大きな話題を集めてくれそうだ。