鎌田は「ラツィオに重要な選手」 開幕デビュー戦を伊記者評価「イタリアのサッカーに慣れる必要はあるが…」
開幕レッチェ戦でインサイドハーフの一角として先発出場
イタリア1部ラツィオに移籍した日本代表MF鎌田大地は、現地時間8月20日に行われたリーグ開幕戦レッチェ戦(1-2)でいきなりスタメンデビュー。後半10分までプレーしたが、現地記者は「確実にラツィオにとって重要な選手」と評価している。
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鎌田はレッチェ戦で、4-3-3の右インサイドハーフとして先発出場。前半26分、イタリア代表FWチーロ・インモービレのゴールで先制し、鎌田は1-0とリードを保った後半10分にウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノと交代。チームは鎌田がピッチを退いたあとに2失点し、逆転負けを喫した。
イタリア地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、レッチェ戦での鎌田のプレーを受け、「鎌田は重要な選手だ」と見解を述べている。
「ミランも彼を探し求めていた。コスト(移籍金)がゼロだったからではない。彼が重要な選手だからだ。鎌田はラツィオにドリブルというオプションをもたらし、ボールキープ力の高さも見せていた。彼がピッチにいた時間は、中盤は攻め込まれていなかった。レッチェはラツィオに押し潰されていた」
ヴィンチ記者は、鎌田が交代で下がったあとのチーム状態も踏まえてこのように触れている。
「1-0で鎌田が交代してから、逆転を許したことは偶然ではない。彼の不在はドリブルやパス交換で中盤のダメージになった。(スペイン代表FW)ルイス・アルベルトも重要な連係相手の鎌田を失った。鎌田はラツィオに多くのものをもたらすことができる。イタリアのサッカーに慣れなければならないが、確実にラツィオにとって重要な選手だ」
8月27日のセリエA第2戦ジェノア戦で鎌田がどのように起用されるか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)