リバプール、遠藤に続き“中盤の底”を補強か 129億円23歳MFに英注目「ファンの評価が高い」
クリスタル・パレスのマリ代表MFドゥクレが次なるターゲットか
イングランド1部リバプールは、8月18日に、日本代表MF遠藤航をドイツ1部シュツットガルトから完全移籍で獲得した。現在も中盤の補強を目論むリバプールは、マリ代表の守備的MFシェイク・ドゥクレ(クリスタル・パレス)の獲得を狙っているとされ、英ラジオ局「talkSPORT」も現状を取り上げている。
リバプールは、今夏中盤の第1ターゲットだったエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得に失敗(ブライトン→チェルシーへ移籍)。中盤の底を担う人選を探るなか、白羽の矢が立ったのが遠藤だった。18日に4年契約での完全移籍加入が発表され、翌19日にはプレミアデビューを果たしている。
こうしたなか、リバプールはさらに中盤を支える守備的MFを欲しているという。それがクリスタル・パレス所属の23歳、マリ代表のドゥクレだ。昨夏よりフランス1部RCランスからクリスタル・パレスへと加入してきたドゥクレは、プレミア初年度でリーグ34試合に出場。中盤の守備の要として活躍した。
これに目を付けたリバプールは、ドゥクレの獲得を熱望していると言われている。「talkSPORT」では、「彼と契約しろ!」「彼を獲得してくれ」とファンの獲得を熱望する声も紹介。サポーターからも注目を集めるドゥクレだが、クリスタル・パレス側は昨夏クラブと契約したばかりであることを考慮して少なくとも7000万ポンド(約129億円)を要求しているという。
記事では「リバプールにとっては高額な移籍金となるが、ファンの評価が高いのであれば、クラブの人気選手となる可能性は十分にある」と考察。もし獲得が成功すれば、遠藤の立ち位置も含め再びチーム内の序列が変化するはず。日本代表キャプテンの今後にも関わる移籍の噂に、注目度はより大きくなっている。
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