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「最低だ」「気分が悪い」 W杯優勝のスペイン会長、女子選手の唇にキス行為が海外物議
女子W杯優勝後の表彰式でルビアレス会長が自国女子選手にキス
オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)は、スペインの初優勝で幕を閉じたなか、同国サッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が自国女子選手にキスをする場面が物議に発展。海外メディアの記者からは一斉に非難の声が上がっている。
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20日に行われた女子W杯決勝は、スペインとイングランドによる初優勝を懸けた一戦に。立ち上がりにペースを掴んだイングランドの攻勢を凌いだスペインは、前半29分に後方から攻撃参加したDFオルガ・カルモナが先制点を奪取。これが決勝ゴールとなり初の女王に輝いた。
問題になったのは表彰セレモニーでの一幕だ。ルビアレス会長はMFジェニファー・エルモソにメダルを授与したあと、両手で選手の頭を持ちながら唇にキス。世界中のメディアが注目する晴れやかな場での行動は問題視され、各国メディアや記者が異を唱える声を上げている。
女性選手へのキス行為に対し、スペイン紙『エル・コンフィデンシアル』のアルベルト・オルテガ記者は、自身のSNSに「ただただ最低だ」と非難。英紙「テレグラフ」のモリー・マッケルウィー記者もSNSで「キャリアの中で最も誇らしい瞬間にルイス・ルビアレスがジェニ・エルモソにこんなことをしたのは気分が悪い」と糾弾している。
さらに、英メディア「スポーツ・バイブル」では「多くのファンに嫌悪感を抱かせた」と伝えられるなど、批判が集中。米スポーツ専門局「ESPN」などによると、ルビアレス会長は「愚かな話に耳を傾けることはできない」と非難された事実に反論しているようだが、自らの行動が祝福ムードに水を差す事態になった。
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