アーセナル冨安、今節スタメンならず? ジンチェンコ復帰を英予想「フル出場はないだろうが…」
ノッティンガム戦でティンバーが負傷離脱、代わりの人選に注目
イングランド1部アーセナルは現地時間8月21日にプレミアリーグ第2節でクリスタル・パレスと敵地で対戦する。オランダ代表DFユリエン・ティンバーの負傷離脱によって人選に注目の集まるのが左サイドバック(SB)だが、現地メディアは怪我から復帰したウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコの起用を有力と見ているようだ。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
アーセナルは開幕戦でノッティンガム・フォレストを2-1で下した。この試合で4バックの並びは右からガーナ代表MFトーマス・パーティー、イングランド代表DFベン・ホワイト、フランス代表DFウィリアム・サリバ、ティンバーだった。昨季からの変更点としては、新加入のティンバーの起用、不動だったブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのスタメン落ち、そしてホワイトが中央にシフトした右サイドに中盤のトーマスが入った点が挙げられる。
試合の状況によってトーマスが中盤のセンターへとポジションを移動し、最終ラインはホワイト、サリバ、ティンバーの3人で構成される流動的なシステムが取られた。しかし、この戦術においてキーマンとなるはずのティンバーは右膝を負傷して後半早々に交代を余儀なくされた。試合後の検査で前十字靭帯損傷の重傷が発覚し、長期離脱となっている。
ティンバーとの交代でピッチに立ったのは日本代表DF冨安健洋だった。堅実な守備を買われている冨安はティンバーとはキャラクターが異なるが、ミケル・アルテタ監督の評価は高く、次節以降に先発起用も予想されていた。
そうしたなかで、英メディア「フットボール・ロンドン」は21日のクリスタル・パレス戦の予想スタメンで左SBにジンチェンコの復帰を予想した。
26歳のレフティーはコンディションが万全でなく、プレシーズンから欠場が続いていたが、今週はチームトレーニングすべてに参加しており、いよいよ実戦復帰の目処がたった様子。「(ティンバーの離脱による)打撃はアレックス・ジンチェンコのタイムリーな復帰によって軽減されるだろう。90分フル出場はしないだろうが、先発が予想される」とレポートされた。
また、同メディアは右SBにホワイト、センターバックにサリバとガブリエウが入ると予想している。
一方、英紙「デイリー・エクスプレス」は4バックを右からトーマス、ホワイト、サリバ、ジンチェンコの並びで予想している。ティンバー以外の3人は前節から変わらず、唯一の変更点としてジンチェンコが復帰すると見ている。現地メディアでは現状、冨安やスコットランド代表DFキーラン・ティアニーは先発に入らないとの見方が濃厚となっている。
開幕戦白星で幸先のいい滑り出しを切ったアーセナル。連勝スタートを目指すなかで、アルテタ監督がどのようなメンバーで最終ラインを構成するのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)