「すげえ絵だな」 英雄ラピノーから宮澤ひなたへ―ゴールデンブーツ賞“戴冠”イラストをFIFA公式が公開

W杯得点王に輝いたなでしこジャパンの宮澤ひなた【写真:ロイター】
W杯得点王に輝いたなでしこジャパンの宮澤ひなた【写真:ロイター】

女子W杯で5点をマーク

 オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)は8月20日に決勝戦を迎え、スペインがイングランドを1-0で破って初優勝を飾った。なでしこジャパン(日本女子代表)はベスト8に終わったが、今大会5得点を決めたMF宮澤ひなたが得点王(ゴールデンブーツ)を獲得。FIFA公式SNSは前回大会の同賞受賞者であるアメリカ女子代表FWミーガン・ラピノーから宮澤へ“継承”されるシーンを表した画像を公開している。

 グループリーグのザンビア戦、スペイン戦でそれぞれ2ゴール、決勝トーナメントのノルウェー戦でも1得点を決めて、日本の快進撃を支えた宮澤。ベスト8で敗れてしまった日本だが、決勝も1-0とロースコアで終わるなど宮澤の得点記録は越えられず。日本が優勝した2011年、澤穂希さんが獲得した時以来の、ゴールデンブーツを獲得することが決まった。

 これにFIFA公式SNSが宮澤とレジェンド・ラピノーの画像を投稿。前回大会のゴールデンブーツ受賞者であるラピノーから宮澤へ王冠が授けられる瞬間のイラストを公開した。「最大の舞台で絶好調を叩き出す!」と綴られた投稿にはファンから反響が寄せられた。「すげえ絵だな。世代交代ってことなんだろうけど」「すべて気持ちよくて爽快」「彼女は見ていて良かったよね」と称えられる声が多かった。

 宮澤にとっては世界に名を売ったそんな大会になったことだろう。

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