三笘薫は「ブーツに接着剤が付いている」 ブライトン同僚、衝撃ドリブル弾に驚嘆「今季は15~20点取れる」

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】

第2節ウォルバーハンプトン戦で衝撃のゴールを決めた

 イングランド1部ブライトンの三笘薫は現地時間8月19日のプレミアリーグ第2節ウォルバーハンプトン戦(4-1)に先発出場し、DF4人を抜き去る圧巻のドリブルゴールを決めた。ゴールに加えて、アシストも記録するなど快勝に貢献した26歳を同僚のMFソリー・マーチは「ブーツに接着剤が付いている」「ボールを持っている時のほうが速い」と絶賛していた。クラブ公式サイトが選手のコメントを伝えた。

 前半15分だった。左サイドのタッチライン際でボールを受けた三笘は細かなステップでタイミングを図り、そのまま一気にギアチェンジして中央へカットインした。追いすがる2人のDFを置き去りにして前進し、さらにカバーに入ったDFもかわしてペナルティーエリア内に進入。最後は右足でフィニッシュを飾った。

 抜群のスピードとドリブルの鋭さ、そしてDFに手をかけられても倒れない身体の強さを示した三笘のスーパーゴール。三笘と反対の右サイドでプレーするMFマーチは「彼はブーツ(スパイク)に接着剤を塗っていたんじゃないかと思うよ」とジョークを交えながら、三笘について語った。

「彼はボールを持つとまるで滑るように進む。それは他の選手ではあまり見られない。ボールを持っている時のほうが(持っていない時よりも)速いんだ。それはトレーニングの時にも何度も見ているし、今後も試合で何度も見られるだろう。(ゴールの場面では)分からないけど、3、4人抜いたんじゃないかな?」

 三笘の独特のドリブルを絶賛していたマーチはさらに、三笘が持つ“強さ”についても言及していた。

「あの冷静さに加えて、あのフィニッシュ。信じられないようなゴールだった。それにあの強さだ。彼は僕と同じで線が細い選手だけど、ボールを持っているとものすごく強い。倒れてファウルをもらうこともできたはずだけど、彼は前に進んでゴールを決めることを望んでいた」

 さらにマーチは三笘が守備での貢献も増えてきたとしたうえで「今季は15点か20点は取れる」とさらなるゴールラッシュを期待していた。

 開幕第2戦目にして今季のプレミアリーグのベストゴールとも言われるほどの一撃を決めた三笘はチームメートからも絶大な信頼を寄せられていた。

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