パルメイラスが墜落事故の犠牲者に哀悼の意 今季最終戦でシャペコエンセのユニフォームを着用か

ブラジル連盟は承認の方針、メーカーの許諾を得れば変更可能に

 今季のブラジル全国選手権で優勝を決めているパルメイラスが、コロンビアでの飛行機墜落事故で犠牲となったシャペコエンセの選手、スタッフに哀悼の意を示すために、シャペコエンセのユニフォームで今季最終戦を戦う可能性が浮上している。スポーツ専門テレビ局「ESPNブラジル」が報じた。

 パルメイラスは11日の敵地ビトーリア戦に向けて、ブラジルサッカー連盟にユニフォーム変更の申請を出しており、連盟側は異例の申し出を認める方針というが、唯一のハードルがユニフォームメーカーだという。パルメイラスはアディダス社と契約している一方、シャペコエンセはアンブロ社と契約。パルメイラスがアディダス社からの許諾を得なければ、変更は不可能だとレポートされている。

 コパ・スダメリカーナ決勝第1戦で、アトレチコ・ナシオナルとのアウェーゲームに向かう途中に搭乗機が墜落する悲劇に見舞われたシャペコエンセには、ブラジル国内で支援の輪が広がっている。

 シャペコエンセは2017年シーズンに無償でレンタル選手を獲得でき、今後3シーズン2部降格を免除する特別待遇を手にできるように、各クラブがすでに申し出ている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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