アギーレ監督が八百長疑惑への関与を全面否定 「私はアジア杯のみを考える」

 

J1最終節を観戦後、疑惑について初言及

 

 日本代表のハビエル・アギーレ監督が6日、八百長に関する嫌疑について初めて口を開いた。J1最終節の浦和‐名古屋戦を観戦後、2011年のスペイン1部(現在2部)レアル・サラゴサ監督時代に関与したとされている疑惑について全面否定。来年1月に行われるアジア杯オーストラリア大会で連覇を目指すことを強く誓った。

「私もみなさんと同じ。メディアに出ているものを読んでいるだけ。正式には私にも私の弁護士も何も(訴状が)来ていない。この1か月、スペインメディアに出たもの。そういうもの(訴状)が出るのなら私も知りたい。サポーターには『心配しないで』と言いたい。アジア杯で我々はタイトルを守りに行くだけだ。サポーターの応援は私が日本で見た素晴らしいものの1つ。私はアジア杯のみを考える。そこに全てのエネルギーを注ぎたい。」

 

 凍えるような寒さに包まれた埼玉スタジアムで、アギーレ監督は浮上している疑惑についてこう語った。

 スペイン地元紙マルカなどが報じた疑惑は、3年前のリーガ最終節、サラゴサ‐レバンテ戦についてのものだった。勝てば残留、負ければ2部降格の試合でサラゴサは勝利し、残留を決めた。しかし、サラゴサからレバンテに対する金銭の贈与があったとされており、これにアギーレ監督が関与した疑惑が持たれている。

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