名将ペップが試合中にファンと口論?「チームを率いてみろ」 ジェスチャー交え“反論”に英注目
グアルディオラ監督とサポーターの会話にSNS注目
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間8月19日、ホームでニューカッスルを迎え撃ち、1-0の勝利を収めた。開幕2連勝となったなか、シティ指揮官とファンの間でのやり取りに英メディアが注目している。
ホーム開幕戦となったこの試合、シティは前半31分に先手を取る。MFマテオ・コバチッチからのパスをMFフィル・フォーデンが右サイドで受けると、ペナルティーエリア内中央にいたFWフリアン・アルバレスに供給。アルバレスはワンタッチでボールをコントロールすると、右足を豪快に振り抜きネットを揺らした。
そのまま後半に入ってからもシティの攻勢は衰えず、FWアーリング・ブラウト・ハーランドを中心に果敢にゴールへと迫った。ただ追加点は遠く、シティは前半の1点を守り切り手堅く勝ち点「3」を手にしている。
前節(バーンリー戦/アウェー/3-0)ほどの快勝劇とならなかったこともあってか、サポーターはフラストレーションを募らせたのかもしれない。英メディア「スポーツ・バイブル」はSNS上で公開された1本の動画に注目した。
その動画とは、メインスタンドのサポーターとシティのジョゼップ・グアルディオラ監督が言葉を交わす様子を収めたもの。笑顔のサポーターとは対照的に、表情こそ分からないもののグアルディオラ監督は自分の足元を指さすなど大きなジェスチャーを交え熱心に話しかけている様子が見て取れる。何らかの言葉に対し“反論”しているようだ。
記事はこのやり取りを「サポーターとの口論」と推察。動画が公開されるとSNS上には、「君が自分よりいい監督だと思うなら、ここに来て仕事をしろ」「ファンにチームを率いてみろと言っているね」「グアルディオラは『お前がここに来て自分で交代カードを切ってみるんだな』と言っている」といったコメントが寄せられたという。
昨シーズンはプレミアリーグ優勝を含む“トレブル”(欧州三冠)を達成したグアルディオラ監督。そんな稀代の名将に対するファンの要求は日増しに高くなっているのかもしれない。