グリーリッシュが少女へ「一流の振る舞い」 選手素通りのなかで…心温まる対応に英絶賛
試合後に視覚障害の少女と笑顔でやり取り
イングランド1部マンチェスター・シティは8月17日、UEFAスーパーカップでスペイン1部セビージャと対戦し、1-1で延長戦に突入。PK戦スコア5-4で勝利し、今季初タイトルを獲得した。そんななか、英紙「スポーツ・バイブル」では、表彰式でのある選手の振る舞いに注目している。
試合は前半25分、モロッコ代表FWユセフ・エン=ネシリが左サイドのクロスに打点の高いヘディング合わせてセビージャが先制に成功するも、後半18分にMFコール・パルマーが同点ゴールを決めて1-1の同点に。最終的にPK戦スコア5-4でシティが勝利し、今季初トロフィーを獲得した。
そんななか、英紙「スポーツ・バイブル」では、試合後に行われた表彰式でのワンシーンに注目。UEFA会長であるアレクサンデル・チェフェリン氏の隣には1人の少女の姿があった。少女は視覚障害を持っており、プレゼンターの1人として招待されたようだ。
記事によると、グリーリッシュはほとんどの選手が少女の前を素通りするなかで足を止め、手を取って笑顔でやり取りを行った。表彰式の一連の流れを断ち切るような形にはなったが、少女への振る舞いは注目を集めた。
「スポーツ・バイブル」紙では、「ファンと心温まるひと時を過ごした」と、グリーリッシュの神対応の様子を伝え、英紙「ザ・サン」では、「一流の振る舞い」とピックアップして報道した。
また「ザ・サン」紙では、記事内でファン・サポーターの反応を紹介。「なんて素晴らしい人なんだろう」「純粋で思いやりがあって謙虚だ」「これは演技ではなく、ありのままの彼なんだ」「彼は最高の男だ」など、グリーリッシュへの称賛の声が上がっていた。
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