マンC移籍浮上のパケタ、賭博規則違反の可能性 FAとFIFAの調査結果次第で出場停止処分も
ブラジル代表MFルーカス・パケタ、警告に関する賭けが調査の対象に
ビッグクラブへの移籍が間近に迫っていたイングランド1部ウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタは賭博規則違反の可能性があるとして、イングランドサッカー協会(FA)と国際サッカー連盟(FIFA)から調査を受けていると英公共放送「BBC」が報じた。
レポートによれば、ブラジルで行われていたパケタの警告に関する賭けが調査の対象になっているという。パケタは昨季クラブと代表で計9度の警告を受けていた。パケタはいかなる賭けにも関与していないと主張しており、報道に驚いているという。
現地時間8月18日、9月に行われる南米予選のボリビア戦とペルー戦に向けたブラジル代表のメンバーが発表されたが、渦中のパケタの名前は含まれなかった。フェルナンド・ディニス暫定監督は「パケタはリストに載っており、私も大好きな選手だ。だが、今は問題を解決する時だ」とコメント。今回の問題がクリアになるまで招集を見送る構えのようだ。
昨夏にウェストハムに加入した25歳のパケタは昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場。決勝トーナメント1回戦の韓国戦(4-1)ではゴールも決めていた。
今夏には王者マンチェスター・シティへの移籍が噂され、8000万ポンド(約148億円)で合意済みとも伝えられていた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、シティへの移籍が消滅したわけではないものの、「FAとFIFAの調査によって(移籍が)保留になっている」という。
なお、賭博規則違反が認められた場合、選手には出場停止などの処分が下される可能性がある。今年5月、ブレントフォードのイングランド代表FWイバン・トニーは232件の賭博規則違反によって8か月の長期出場停止と罰金処分が下されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1