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元東京Vのエジムンド、墜落機に「自分が搭乗するはずだった」 代役の解説者らの訃報に涙
日程の調整がつかず解説を断念 代わりにマリオ・セルジオ氏が起用され搭乗
かつて東京ヴェルディや浦和レッズでもプレーした元ブラジル代表FWエジムンドが、28日にコロンビアで起こった飛行機墜落事故に対し、「自分が搭乗するはずだった」と嘆いている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
エジムンド氏は米「FOXスポーツ」の解説者として、シャペコエンセとアトレチコ・ナシオナルのゲームを担当するために、コロンビアへ向かう予定だったという。しかし、日程の調整がつかずに解説の仕事に断りを入れ、元ブラジル代表でサンパウロやボタフォゴなどを率いた経験を持つマリオ・セルジオ氏が代役として起用されたという。その経緯を、エジムンドは「FOXスポーツ」の番組内で涙を流しながら語ったという。
圧倒的なテクニックを持ちながら闘争心を制御できず、現役時代は“野獣”とも呼ばれたエジムンド氏だが、シャペコエンセを襲った悲劇だけでなく自身の代わりにコロンビアへ向かったセルジオ氏の訃報に、ショックを隠し切れない様子だという。
次々に事故の詳細の状況が明らかになっているものの、サッカー界を包み込んでいる深い悲しみには出口が見えていない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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