【一問一答】クロップ絶賛、遠藤航は「常に私のリストに入っていた」 リバプール移籍決定

リバプールに加入した遠藤航【写真:Getty Images】
リバプールに加入した遠藤航【写真:Getty Images】

クラブ公式サイト上で監督コメント掲載「彼がいることが待ちきれないよ」

 イングランド1部リバプールは現地時間8月18日、ドイツ1部シュツットガルトから日本代表MF遠藤航を獲得したと正式発表した。背番号は「3」に決定。チームを指揮するドイツ人の名将ユルゲン・クロップ監督は、「本当に嬉しい」と喜びを露わにした。

 クラブ公式サイト上に掲載された、一問一答は以下のとおり。

――シュツットガルトから遠藤航を獲得することで合意しました。まず、あなたの反応は? そして次に、彼がチームにどのような資質を加えてくれるのでしょうか?

「本当に嬉しいよ。ワタルは本当にいい選手だ。サッカーの世界では、このようなことがあるのは知っているが、彼は本当にいい選手だから見てほしい。経験豊富で、シュツットガルトのキャプテンで、日本のキャプテンで、英語が上手で、いいやつで、家族思いで、ピッチの上では機械のようで、そのうえいいサッカー選手で、センセーショナルな態度をとる。だから、本当に嬉しいよ。彼は良いサッカー選手で、経験豊富だし、ハードワークが大好きだ」

――彼の選手としての資質について、噂が浮上して以来、ドイツ国内では明らかに多くの話が飛び交っている。向こうの人たちから何か言われましたか?

「噂が出て以来、あるいは噂が出ていた頃から、私の元選手たちからたくさんのメッセージをもらったよ。みんな『もし本当なら、これは天才的な大当たりだ。何年も彼との契約をお願いしていたんだ』とか、そんな感じだった。ドイツではとてもポジティブなことで、彼はもの凄く高く評価されている。シュツットガルトにとって、彼を失うのは本当に辛いことだと思うが、その一方で、(契約が)残り1年というのは良い契約だとも思う。彼にとっては良いことだ。クラブにとってもいいことだ。我々にとっても、本当にいいことだ。彼は僕らに加わることを本当に喜んでいるし、それもいいことだ」

「もし彼が30歳でないなら、まず、彼を獲得するかどうかは分からない」

――最初の答えでも少し触れましたが、航は30歳で、日本とシュツットガルトでキャプテンを務めています。その経験はチームに加えるうえで重要ですか?

「もちろん。もし彼が30歳でないなら、まず、彼を獲得するかどうかは分からない。第2に、彼は常に私のリストに入っていたが、ただ、通常はこの年代の選手と契約することはない。彼は明らかにトップフィットだし、彼と一緒に多くの楽しみを味わえるだろう。すでにシーズンは始まっているからね。だから、彼はピッチでその実力を発揮してくれるだろうし、彼がいることが待ちきれないよ」

――彼自身のフィットネスとシュツットガルトでの仕事についてですが…。

「ああ、彼はプレシーズンをフルに過ごした。プレシーズンの全試合に出場したわけではないが、プレシーズンの試合には出場した。彼はフルでトレーニングに参加していた。初めて話をした時、彼はトレーニングピッチから降りてきた! 彼はいい状態にある。もちろん、どれだけ早く彼を起用できるかは考えなければならないが、フィジカル的な問題ではないだろう。あとは、シュツットガルトでプレーしていたポジションをここでもプレーするはずだから、大きな違いはない。もちろん、私たちのやり方は少し違うけれど、最終的には彼がチャレンジに勝ち、AからBにボールを渡すことができればクールだ。私はこのサッカー界がどのように機能しているか知っているし、人々の目を見れば分かる。名前が飛び交い、『よし、あいつらだ、あいつらだ、あいつらだ』と思われたら、お願いがある。彼は本当にいい選手だし、あの契約には本当に満足している。本当にいい選手だ」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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